
※注:これは発売日時点のバージョンで記載したものです。
Steamに登場した時、パブリッシャーがEast Japan Railway Company (JR東日本)となっていたことで話題となっていたJR EAST Train Simulatorが本日発売だったので買いました。まだ早期アクセスゲーム(Early Access)なのにJR東日本のWebサイトまで出来てて正直驚きでした。
JR東日本トレインシミュレータ:JR東日本 (jreast.co.jp)
Steam:JR EAST Train Simulator (store.steampowered.com)

業務用シミュレータを基に制作され、1-3ヶ月で正規リリースを予定とあります。数年に渡って早期アクセスゲームを続けてるタイトルとは違うみたいです。正規リリースで販売価格上げる事が告知されてるので興味があるならさっさとお買い上げするのがいい気がしますね。

正直、日本のパブリッシャーなので、5,000円~10,000円のレンジで早期アクセスゲームだし-10%位で出てくるかなーなんて予測してたので価格に驚きました。980円
ダウンロードするデータサイズは5.66GBでストレージ消費は6.01GBでした。DLCが出て路線が拡張された暁には50GB位消費するようになるのかな。

ダウンロードした後に起動するとフルスクリーンで荒い画面が現れました。どうも制作はFull HD(1920×1080)みたいです。基が基だしJapanese Traditional Companyが4Kディスプレイなんか使ってるわけなかったんや。

さっきのはロード画面だったらしい。トップ画面はこの路線選択画面でした。4KディスプレイでFull HDコンテンツをフルスクリーン表示で見せられるのはいい加減堪えるのでさっさと解像度設定かウィンドウ化をしてしまおうと説明を読まずに感覚でキーボードのEscキーを押したらプログラムが終了しました。ああ、終了はAlt+F4じゃないのね。。。まあ、早期アクセスゲームだから仕方ないね。

「操作方法を表示する」とあったのでいやな予感はしていましたが、キーコンフィグは変更不可で覚える必要があるみたいです。まあ、基が業務用シミュレータだし早期アクセスゲームだから仕方ないね。

路線を選択すると難易度選択に移ります。運転ガイド・運転情報・駅停止範囲で差別化されてる表示ですね。肝心の運転時分は皆同じになってるのかな。ちなみに他の難易度は以下の通り。


上級だと許容停止範囲が±1mになってますが、京浜東北線は山手線と同じく可動式ホーム柵の許容範囲が±350mmだったような気が…まあ、TASCも可動式ホーム柵もない時代なんでしょうきっと。

最後に選択したものを確認してスタートします。それにしても各画面のエッジが荒く気になりますが、基が業務用シミュレータだし早期アクセスゲームだから仕方ないね。

難易度を選択すると全く動かないロード画面が表示される。まったく動かないロード画面を見せられるのは何年ぶりだろう。早期アクセスゲームの中にはロード画面なし(画面真っ暗)となるものもあるのでロード画面が用意されているだけマシと思うしかないのかも。

初級を選択したので操作ガイドの恩恵を受けられますが、あくまでも操作ガイドなので画面に表示されてる項目の説明はないし、ガイドに表示されている知らせ灯が何なのかという画面内での説明もありません。まあ、基が業務用シミュレータだし早期アクセスゲームだから仕方ないね。

知らせ灯が点灯した後はガイドが出ません。鉄道シミュレータが初めての人だとここで放置されて詰む気がしました。

1区間回してみて、駅停車中以外でガイドが表示されたのは駅停車中と駅進入前のブレーキ調整だけ。コンシューマー向けに開発された電車でGO!がいかに丁寧な説明をしていたのかを実感した瞬間でした。ちなみにこの車両は1ハンドル車なのでブレーキ調整は「Q」または「Z」キーのはずですが…
そんなこんなで今は①基が業務用シミュレータ、②これは早期アクセスゲームという完全な割切が必要ですね。なので、万人向けではなく一部のコアなユーザ向け(Train SimulatorとかBVEを触ったことあるユーザには受けそう)な印象です。そんなこともあるので数ヶ月の早期アクセスゲーム期間中にSteamレビュー欄が荒れなければ良いなあ。
途中でアプリケーションがGPUドライバ巻き込んでクラッシュするとか、途中で進行しなくなるとかは今のところなかったので、早期アクセスゲームの中では優秀な方ですね。正規リリースでどこまで化けるのか期待です。
本当は台湾高鐵とか京急本線のリメイクDLC出たら良いなあなんて思っていましたが、そもそも出してるのがJR東日本なので望み薄ですね。
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